スマホの性能を語る上で外せないスペック「CPU」の知っておきたいこと!

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“スマホを購入する際に重要視するポイントは人によって異なります。デザインやサイズだけではなく、どれだけデータを保存できるかを示すストレージ(ROM)を重視する人もいますし、一度に作業できる容量を示すメモリ(RAM)を確認する人もいるでしょう。スマホを購入する際に確認しておきたいポイントとして、CPUがあります。CPUはスマホの性能を語る上で外せないスペックの1つです。ここではCPUについてまとめてみましょう。
【CPUってなに?】
CPUとはセントラルプロセッシングユニットの略で、ヒトに例えると脳みそとも言える重要なパーツです。「考え、処理する」ことがメインの仕事であり、「画面のここがタップされたら、この動作をする」という基本的な動きを処理しています。この「考え、処理する」というデータ処理がうまくいくかどうかで、ネットサーフィンや動画視聴、アプリの起動と言ったスマホの動きの滑らかさに大きく関わってくるのです。
スマホに搭載されているCPUはCPUメーカーが開発していて、各メーカーのスマホに搭載されている場合が多いです。ただiPhoneのApple社や、Galaxyの一部、HUAWEIなどのスマホに自社で開発されたCPUが搭載されています。
【CPUのコア数】
CPUの性能は種類だけではなく、コア数というものでも左右されるのです。このコアとはCPUの「心臓・核」のようなもので、コアの数が多ければ多いほど処理性能は上がります。デュアルコア(2つのコア)やクアッドコア(4つのコア)という形でスペック表に記されていることが多いのでぜひチェックしてみましょう。ハイエンドモデルと呼ばれる高性能なスマホにおいては、オクタコア(8つのコア)が搭載されているモデルが多いです。
【クロック周波数とは?】
クロック周波数とは各コアの性能に大きく関わる部分です。数字が大きければ大きいほど、1秒間に処理できる回数が増えるとされており、高性能になります。このクロック周波数はHz(ヘルツ)という単位で表わされ、2.0GHzや3.0GHzというように表記されます。オクタコア搭載のスマホの場合には、2.0GHz/1.5GHzという2つのクロック周波数が記されていることがあります。これは2.0GHzのクアッドコアと1.5GHzのクアッドコアを組み合わせているオクタコアであるため、このような表記になっているのです。
【IPCとは?】
スマホのスペック表ではあまり見かけることがないのですが、CPUの性能において大切な要素の1つが「IPC」です。このIPCはトランジスタの数を示しています。IPCは1秒間に処理できるデータ量を表していて、IPCが高くなると処理性能が上がります。しかしその分パーツのサイズが大きくなり、発熱してしまうというリスクも高くなるのです。
【CPUの種類を徹底解説】
スマホに搭載されているCPUには様々な種類があります。有名なCPUをいくつかご紹介しましょう。
<Aシリーズ>
AシリーズはiPhoneに搭載されているCPUです。これはApple社が独自開発しているコア数やトランジスタ数といった要素を組み合わせたチップセットになります。Aシリーズの具体的な性能の数値に関して、Apple社は公表していません。
<Qualcomm Snapdragon>
Qualcomm SnapdragonはソニーのXperiaに搭載されているCPUです。このSnapdragonはXperiaの以外に、シャープが開発している「AQUOS」シリーズや、OPPO、Xiaomiといった中国メーカーのスマホにも搭載されています。
<Kirin>
Kirinは中国メーカーのHUAWEIに搭載されているCPUです。”

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