ダウンロードとストリーミングの仕組み

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“動画や音楽をスマホで楽しむ際には、ダウンロードやストリーミングが欠かせません。ではダウンロードとストリーミングではいったい何が違うのでしょうか?
ここではダウンロードとストリーミングの仕組みについてまとめてみましょう。
【ダウンロードとは?】
ダウンロードとは動画配信サービス会社が提供している動画データをインターネットを通じて自分のスマホに保存することです。動画を見る時にはスマホ内部ストレージ(記憶領域)に保存している動画データを再生します。アプリによっては再生したら動画データが自動削除される設定が選べることもありますが、基本的に自分で削除しない限り再生後もダウンロードしたデータはスマホのストレージ内に残ったままの状態です。ダウンロードで動画を視聴することを「ダウンロード再生」と呼ぶ場合もあります。
【ダウンロードのメリット・デメリットとは?】
ダウンロードのメリット・デメリットをまとめてみましょう。
<メリット>
一度ダウンロードしてしまえば、インターネットに接続していないオフラインの状態でも動画を見ることができます。モバイル回線を使って通信する必要がないため、データ通信量を気にせずに再生できるでしょう。
<デメリット>
ダウンロードをすると、スマホの内部ストレージの空き容量を消費してしまいます。特に動画ではデータ量が多く、フルHDの映画などを端末に保存するとなるとかなりの容量が必要となるでしょう。またダウンロード時にはデータ通信が必要となり、通信環境によってはダウンロードが完了するまで時間がかかる場合もあります。
【ストリーミングとは?】
ストリーミングとはスマホでインターネットに接続しながら動画を再生することです。動画は動画配信サービス会社のサーバー上で再生され、それをスマホで視聴するという形になります。スマホの内部ストレージに動画データが残るということはなく、再生している間はずっとインターネットを介した通信が行われます。ストリーミングで動画を視聴することを「ストリーミング再生」と呼びます。
【ストリーミングのメリット・デメリットとは?】
ストリーミングのメリット・デメリットをまとめてみましょう。
<メリット>
ストリーミングではダウンロードとは逆に、スマホのストレージ容量を使用しないのがメリットと言えます。インターネットにさえ繋がっていればすぐに再生して動画を視聴できるという便利さが魅力です。また動画配信サービスが提供している映画などの作品は、ほとんどがストリーミング再生に対応していますが、ダウンロードには対応していないことがあります。ストリーミング再生であれば、提供されている作品を全て視聴できるのです。
<デメリット>
ストリーミング再生はインターネットに接続していなければ利用することはできません。移動中の電車など通信状態が不安定な時には映像や音が途切れてしまうこともあるでしょう。また視聴開始後しばらくは設定画質以下の低画質で再生されることがあります。その他、早送りをすると再生するまでに時間がかかってしまう…などのデメリットもあります。
通常のモバイル回線で再生した場合にはデータ通信量を多く消費してしまうので、再生を続けていると契約しているデータ通信量の上限を超えてしまうということもあるでしょう。”

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