今さら聞けないスマホ基本

“プロ仕様のおしゃれな写真に共通している、背景のぼかし。しかし普通に写真撮影していて、偶然背景がぼけていい感じになることがあっても、ここぞという時にうまく背景がぼけないこと、多いですよね。ポートレート機能を使ったり、写真撮影を工夫することで、誰でも簡単に背景のぼけたおしゃれな1枚が撮影できます。ここではそんな背景のぼけたおしゃれな写真の撮り方について、ご紹介していきます。
●背景をぼかした写真の撮り方
〇ポートレート機能を使う
スマホのカメラアプリには、ポートレート機能が搭載されています。ポートレートとは、人の写っている写真のこと。ポートレート機能を使えば、人などの被写体にピントが合って背景のぼけた写真が撮影できます。
〇ぼかしは調整できる
背景のぼかし具合は、スマホのカメラアプリで調整可能です。ぼかしを小さくする程に、背景は鮮明になっていきます。ぼかしを大きくする程に、背景は不鮮明になっていきます。ぼかし具合を調整すれば、場所や色彩の伝わる写真に仕上げたり、被写体をより強調できたり、神秘的で幻想的な雰囲気をつくり出したり、様々な印象を作りだせます。
〇シンプルな背景がベスト
うまく背景がぼけていて、被写体の目立つ写真を撮影したいなら、シンプルな背景を選びましょう。その方が被写体が際立つので、ぼかしが演出に役立ってくれます。
〇アングルを考える
人の写真を撮影するポートレートの場合、アングルを工夫してみましょう。被写体の顔をアップにする、上半身だけ、全身。あるいは、上からの撮影、下からの撮影。など、同じ人でもまるで印象の違う写真が仕上がるでしょう。被写体の立ち位置とスマホの位置関係で、ぼかしを効果的に発揮できます。
〇グリッド線を使う
スマホのカメラアプリに搭載されている、グリッドを使いましょう。グリッド線を表示させれば、構図を決めるのに便利。被写体をどこにおけば良いか、背景とのバランスも考えやすくなります。
〇逆光にも挑戦する
写真撮影のご法度として、逆光が取り沙汰されます。しかし逆光も、撮影次第で素晴らしい光となってくれるのです。特にぼかしを入れたいなら、逆光にチャレンジしてみてください。逆光で背景をぼかせば、よりふんわりとした柔らかく暖かい雰囲気の写真が仕上がるでしょう。そして逆光ならば、背景がかかるので被写体の輪郭が浮かびあがり、より際立ちます。さらには、逆光の効果で細かいところがうつらないので、お肌が綺麗に見えるメリットも！
●あえてポートレートを使わない方法も…
以上、背景のぼかし方やポートレートでの写真撮影について、ご紹介しました。これらの機能を使えば、誰でも簡単におしゃれな1枚を残せます。
また、あえてポートレートを使わなくても、背景をぼかすことは可能。撮影者が被写体に近づけば、普通の撮影モードでも背景がぼけるでしょう。自然なぼやけ具合を求めるならば、ポートレートなしもおすすめです。
こちらの記事が、おしゃれな写真撮影の一助となれば幸いです。”

Posted at : 9月 28th, 2024 - 12:00 am
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