VR/ARヘッドセットは、PC市場活性化には寄与しない

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IDC Japanは、2021年の国内VR/ARヘッドセット市場が、104万2千台に達するとの予測を発表しました。しかし、年平均成長率は30.6%増となり、世界市場が56.1%増という高い成長を遂げると予測されているのに対して、「見劣りする」との見方を示したのです。なお、2021年の全世界におけるVR/ARヘッドセットの出荷台数は8,120万台に達すると予測しています。IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの菅原啓氏は、「2017年5月に、国内企業を対象に実施した調査によると、VRやARに対する関心が低いことがわかりました。今後5年で力を入れたい技術として、VRやARを検討するとした企業は、金融や建設土木で高いのですが、それでも10%以下です。米国では3割の企業がすでに試用しているという環境に比べると、大きな差がある」と指摘していました。さらに、「教育分野の年平均成長率は、世界では101.6%増と倍増が予測されているのに対して、日本では15.1%増と成長率が低いということです。

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