イヤフォンジャックのない「iPhone 7」発表、アップルが示した3つめの選択肢とは?

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米Appleは9月7日(現地時間)、新しい「iPhone 7/7 Plus」を発表しました。発表イベントでIP67準拠の防水/防塵仕様や新しいカメラ、FeliCa対応など盛りだくさんの内容を笑顔で紹介していたフィル・シラー氏でしたが、唯一神妙な面持ちになったのがイヤフォンジャックの廃止を告げた時でした。「イヤフォンジャックについては非常に長い間、議論してきた。なぜ、われわれは“前進”するのか。大切なのは、さまざまなテクノロジーを搭載するスマートフォンはバッテリーが大きくなり、スペースの確保に力を注いできたということだ」(同氏)バッテリー駆動時間と引き替えにイヤフォンジャックやそれに伴うデジタル/アナログ変換回路をなくす。代わりに音声を出力するのはLightningコネクターの役割となります。シラー氏は、これまで通り3.5mmステレオミニプラグを使えるようにする短いアダプターやLightning接続の「EarPods」といった代案を示したのですが、本命は違うところにありました。それは利便性を上げたワイヤレスイヤフォン「AirPods」で、内蔵バッテリーで5時間の連続駆動、バッテリーを搭載した専用ケースに入れて充電することにより、約24時間使用できるというものです。AirPodsは159ドルで9月末に発売予定(日本では税別1万6800円で10月下旬)となっています。

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