いま「長距離フェリー」が見直されている理由、知ってますか?

↓ skip to article

最近、大いに見直されているのが「フェリー」ですが、国内のフェリー会社が相次いで新型船を就航させ、7月4日の日経新聞で「造船会社に神風」と記事になったほどなのです。マイカーごとカーフェリーに乗り込んで旅をすれば、旅先の観光も自由度が高くなり、長距離ドライブの負担も軽減されます。何より潮風に吹かれる船旅自体が非日常感たっぷりなのです。日本でカーフェリーが始まったのは、1968年(昭和43年)からです。航路300km以上のフェリーを長距離フェリーと呼ぶのですが、当時、船のほうが大量に安く運べるということで、長距離フェリーがどんどん生まれました。第1号は阪九フェリーで、その名のとおり大阪と九州を結ぶフェリーです。その後、フェリー会社はどんどん増えて、最盛期には長距離フェリーの会社が20社以上ありました。現在それが8社になってしまったのは、高速道路の整備が進んだため物流がトラックにシフトして、船から離れてしまったからです。ところが、最近は働き方改革の影響もあり、長距離フェリーを利用することでトラック運転手の労働時間を短くできるという部分が見直されています。

Comments (No comments)

There are no comments for this post so far.

Post a comment